rund’s blog

身軽に生きる。

甥っ子。

中学生の甥っ子が本日から三日間我が家に遊びに来ます。

 

東北から一人で新幹線に乗ってやってくるので駅まで迎えに行きます。

なんだかんだと1年以上ぶりに会うので、どうなってるのかワクワクしています。

 

この甥っ子は、小さい頃はモデル事務所にスカウトが何件も来るくらい顔も可愛く、

またとても大人しくて駄々をこねたことを見たことがないほど。

だが幼児番組を見せても、歌ったり踊ったりすることは皆無。

 

大丈夫かな、と心配になるほど子育てで困らせたことがほとんどないと思われます。

 

そんな甥っ子も小学校高学年になると結構親に反発したというから正直ほっとしたのです。

反発といっても、世間の子の10分の1にも満たないかわいいものであるのは想像できますが…

中学生の今では、聞かれたことしか答えないというから今日は久しぶりにそんな思春期の男子と会話できるか、幼稚園児と乳幼児相手にどう対応するかも見物です。

 

甥っ子は二人。

今回来るのは上の甥。

 

今週末、下の甥が少年野球の県大会出場ということで姉の家が留守になるため、

部活が休みな上の甥は急遽こちらへ来ることとなったのです。

要するに預かりです。

 

甥の家は、両親ともに優秀です。

特に父親は日本一の工学部のドクター出身。ある分野においては彼の名前はとても有名とのこと。

典型的な勉強ができる人です。

 

勉強しなさいとよく甥に言っていますが、

父親自身は直接教えたことがないそうで、全部母親が教えています。

 

甥は素直ないい子なので、いつも朝学習をしています。

これはもう習慣です。

5時に起きるので、6時には昨日の宿題も自主学習も終わらせて自由時間を過ごし、8時前には学校へ。

夕方はずっと遊んで8時には就寝という生活スタイルを小さなときから続けています。

 

それを習慣づけた母親の功績は大きい。

そこは脱帽だし、素晴らしいといつも称えています。

 

 

『偉大な父親を持つ息子は、それを乗り越えるのが難しい。』

 

 

そのようによく聞きます。

 

この親子関係を見ると、そうかもしれないなとふと思います。

本当に子育てのしやすかったであろう甥っ子がちょっとでもぐずると

「うるさい!」

と怒鳴られたそうです。

母親の姉まで、うちの子どもがギャーギャーやっていると、「○○(上の甥)はそんなことしなかった」とまで比較します。

恐らくうちの子どもたちは通常の男の子のお子さんよりはやや大人しい部類に入るので、甥が相当大人しく優しい子なのです。

 

可愛がり方も抱っこや一緒に遊ぶという情緒的な交流ではなく、

どこかに連れていく、外出する、旅行に出かけるという経験的交流がほとんどでした。

 

大人しい上の甥は、わかると思いますがアウトドアよりインドアタイプです。

出かけるのもいいけど、家でゆっくりしたいタイプ。

 

うちの夫や私の兄が一緒にガンプラを作ったり、ビデオゲームをしたりするときの甥の様子は、とても楽しそうで普通に騒いでいます。

なので、いつもうちの実家に来たがると聞きました。

 

父親の接し方はズレがあるものの、だからと言って甥は父親を嫌いなわけでもなく

それが当たり前だからか、

すくすく成長しています。

 

「お父さんと同じ大学に行って科学者になりたい」

と言っていますから

憧れと畏怖の念、甘え。

 

母親の姉に、そういえばお父さんの義兄は甥を褒めることはあるのか尋ねたことがありました。

姉はしばらく考えて

 

 

「・・・・・・・・・・・ないかも。」

 

 

頑張ったねとか認めることはあっても(それでも数少ない)、

すごいねとか上手だねなど抽象的でも具体的にでも褒めたことはほとんど聞いたことがないという。

 

褒めるのは難しいコミュニケーションなので敢えて褒めることはしなくてもいいのですが、

賢い甥は、いや子供というのは認められてる実感はほしいものだと思います。

 

 

親業というのは誰でも未熟です。

こうすればいい、ああすればいいと誰かが言ったところで、自分に合うものは自分にしかわからないのです。

自分以外はみな他人なのですから。

親や家族、身内だろうと、自分以外はみな他者なのです。

 

そして誰でも当てはまることは誰にも当てはまらないのです。

だから親業にマニュアルなんてないのです。

 

どんなに周りがいい親だなと思ってもその子にとっていい親だったのかはわかりません。

親がいいことを推し進めていても、その子に合うかはわかりません。

 

 

私の両親はいい親かと言えば全然違います。

もっとこうしてほしかったという思いはいっぱいあります。

いい親ではないけれど、私は両親が好きです。

 

それでいいのではないかと思います。

最終的に、好き。

なんだかんだ言って、好き。

総合的に好き。

相対的に好き。(絶対的ではない!)

 

 

親として未熟なワタシも、息子からは「好き」という称号をもらっています。

娘からも特に「おぺいぺい(おっぱい)が大好き」と言ってくれています(笑)

好きと表現されるだけでとても嬉しく、誇り高いです。

 

甥からは褒められたり、嬉しいことを言われたことは一切ありませんが、

私のもとへいつも来てくれます。

彼からの好きを感じています。

 

 

では少し大人になったであろう甥を迎えに行ってきます。

 

 

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